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社会

釜山の日本総領事館前に「徴用労働者像」設置か 

Write: 2019-02-22 11:59:01

釜山の日本総領事館前に「徴用労働者像」設置か 

Photo : YONHAP News

釜山市の市民団体が、日本の植民地支配に抵抗して起きた「3.1独立運動」から100年となる3月1日に合わせ、植民地時代に韓半島から強制徴用された労働者を象徴する像を釜山の日本総領事館前に設置する計画を立てているもようで、冷え込んでいる韓日関係に与える影響が心配されています。
市民団体「積弊清算・社会大改革釜山運動本部」は21日、日本総領事館の近くで記者会見し、3月1日午前10時から釜山の日本総領事館近くで記念集会を開き、労働者像を持ち込む予定だと発表しました。
主催側は当日に行進を行うことも予告しており、警察は現場付近に人員を配置する計画です。
この団体は、去年4月末に総領事館前に労働者像を設置しようとしましたが、警察に阻止されています。
一方、韓国南東部の蔚山(ウルサン)市にある蔚山大公園の東門入口に設置された強制徴用労働者像の除幕式が、3月1日午後2時に行われます。
青銅の労働者像は、縦横4メートルの土台の上に高さ2.2メートルの花崗岩の壁面を背景にしていて、やせ細った身体に石炭採掘用のツルハシを持った若い労働者が正面を凝視しています。壁面には、韓国から強制徴用された労働者の数と、蔚山出身の労働者の数が刻まれます。
労働者像の設置を進める蔚山強制徴用労働者像建立推進委員会によりますと、国家記録院に保管されている強制徴用者のリストには、蔚山出身の労働者6000人の名前が記載されていますが、蔚山市に家族または本人から徴用の事実を届けた人は去年の時点でおよそ2100人で、このうち本籍が蔚山になっている人はおよそ1800人です。

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