文在寅（ムン・ジェイン）大統領は22日午前、大統領府青瓦台でインドのモディ首相と首脳会談を行い、韓国とインドの関係をさらに発展させていく考えを示しました。
両首脳は会談で、「特別戦略的パートナー関係」としての両国の実質的な協力をさらに拡大することや、韓半島を含む国際社会の平和や繁栄のために緊密に協力していくことで一致しました。
会談のあと、文大統領はモディ首相と共同記者会見を行い、「両国の人的、文化的交流をさらに拡大し、未来志向の実質的協力を強化するとともに、韓半島と域内の平和のために共に努力することにした」と述べました。
文大統領はまた、「2030年までに年間貿易額500億ドル達成という共同目標に向けて協力することで合意し、CEPA＝包括的経済連携協定の改善交渉を早期にまとめることで一致した」と明らかにしました。
文大統領はさらに、「モディ首相は、韓半島の平和に向けた強い支持を示してくださった。互いに最も心強いパートナーとなり、大きな成果を上げることを期待する」と強調しました。
モディ首相は21日から2日間の日程で国賓として韓国を訪問しました。2015年以来4年ぶりの来韓で、去年7月に文大統領がインドを訪問したことへの答礼となっています。