韓国ではこのところPM2.5の数値が悪化し、23日も済州（チェジュ）島を除く全国16の大都市と道に非常低減措置が発令されています。
気象庁は、春の気象展望を発表し、今年の春はモンゴルと中国の黄土高原など黄砂の発生地が極めて乾燥しているため、風下にあたる韓国では黄砂の日が多くなる可能性が高いものとみられるとしています。
韓国で黄砂に覆われる発生日数は、平年で5.4日ですが、今年の春はそれより増える見込みで、これにともなって、人体に有害なPM2.5の濃度が高い日が増えるものとみられます。