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韓半島

「自分の子どもが核持ち生きること望まない」 金正恩氏

Write: 2019-02-23 14:30:40Update: 2019-02-23 15:18:14

「自分の子どもが核持ち生きること望まない」 金正恩氏

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、去年4月、当時アメリカのCIA=中央情報局長官だったポンペイオ国務長官が初めて北韓を訪問した際、自分の子どもたちが一生核を保有しながら生きることを望まないと、述べていたことがわかりました。
CIAで北韓問題を担当するコリアミッションセンター長だったアンドリュー・キム氏は、現地時間の22日、アメリカ西部のスタンフォード大学で講演し、このことを明らかにしました。
この中でアンドリュー・キム氏は、ポンペイオ長官に随行して平壌(ピョンヤン)を訪問した時、ポンペイオ長官の「非核化をする意向はあるのか」という質問に対し、金委員長は「私は父であり夫だ。私には子どもたちがいる。私は自分の子どもたちが核を持ったまま生涯を生きることを望まない」と答えたと述べました。
アンドリュー・キム氏は、去年のポンペイオ長官の4回の北韓訪問すべてに同行するなど、米朝の水面下交渉の過程で「キーマン」の役割を果たしてきましたが、去年12月20日付で引退し研究所の学者になっています。
アメリカの情報機関にいた人が講演をして、その体験を明らかにするのは異例のことで、2回目の米朝首脳会談開催を控えて、アメリカ政府が北韓に向けて送ろうとするメッセージと無関係でないという分析が出ています。

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