韓国初の体操の金メダリスト、跳馬のヤン・ハクソンが、6年ぶりに国際大会で優勝しました。
ヤン・ハクソンは17日、アゼルバイジャンのバクーで行われた国際体操連盟(FIG)ワールドカップの男子跳馬決勝で、1本目と2本目の平均で14.970を獲得し、金メダルを手にしました。
ヤン・ハクソンが国際大会で金メダルを獲得したのは、2013年のベルギーでの世界選手権以来6年ぶりです。
ヤン・ハクソンは、2012年のロンドンオリンピックで韓国初の体操の金メダリストとなって以降、相次ぐけがで苦戦しました。
しかし、懸命なリハビリを重ねて、全盛期の技量まで回復、去年末に再び韓国代表に選ばれ、今回、国際大会での優勝で完璧な復帰を果たしました。
ヤン・ハクソンは、来年の東京オリンピックで8年ぶりのオリンピック優勝に挑みます。