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社会

国家人権委員会 「堕胎罪は女性の基本権侵害」

Write: 2019-03-19 10:42:03

国家人権委員会 「堕胎罪は女性の基本権侵害」

Photo : YONHAP News

国家人権委員会は、女性の堕胎行為を処罰するのは、女性の基本権侵害だとする意見を憲法裁判所に提出しました。
人権委員会は先月25日に開かれた第4回全体委員会でこうした意見をとりまとめ、今月15日、憲法裁判所に提出しました。
人権委員会が公式に堕胎罪は憲法違反だとする意見を出したのは、これが初めてです。
人権委員会は、「出産は女性の人生に大きな影響を及ぼす出来事であるにもかかわらず、自ら決定する権利が女性に認められないでいる」とし、「望まない妊娠をした女性は、結局、違法な妊娠中絶手術を受けることになり、健康や生命に関する権利を脅かされている」と指摘しました。
人権委員会は、「長い間、女性を縛り付けてきた堕胎罪の条項が廃止され、女性が基本権の主体として生きていける土台が築かれることを期待する」と憲法裁判所に呼びかけました。
憲法裁判所は来月初め、刑法上の堕胎罪の条項が憲法違反なのかどうかを判断する見通しです。

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