レーダー照射の問題などで韓日間の軍事交流が縮小されているなか、 韓国陸軍と日本の陸上自衛隊は将官級会議を 今月20日から3日間、東京で開くことになり、関係回復の糸口となるか、注目されます。
韓国陸軍が19日、明らかにしたところによりますと、韓国陸軍と陸上自衛隊は今月20日から22日まで東京で将官級会議を開き、最近の懸案や軍事面での交流・協力について意見交換するということです。
韓国からは、陸軍本部の軍事協力課長ら4人、日本からは、防衛協力課長ら4人がそれぞれ出席します。
陸軍関係者は、「周辺国と軍事面での交流協力を行い、韓半島の非核化や平和定着に向けた友好的な環境をつくるためのものだ」と説明しています。
今回の会議では、韓日両国の軍事分野での新たな試みや政策、軍幹部の育成方針などについて情報を共有するほか、両国の軍事当局者による関係維持に向けた交流協力策などについて、意見交換が行われるとみられます。
韓国陸軍と陸上自衛隊による将官級会議は2003年から始まり、両国関係の進展具合によって、中止と再開を繰り返してきました。
ことし5月には、韓日米3か国による安全保障会議や国防政策実務者会議がそれぞれ開かれることになっていて、 韓国と日本の軍事面での関係回復の糸口になるかに関心が寄せられています。