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社会

M5.4の浦項地震 政府の調査研究団「地熱発電所の影響」

Write: 2019-03-20 14:28:16Update: 2019-03-20 18:35:56

Photo : YONHAP News

慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)市でおととし、発生したマグニチュード5.4の地震は、近くにある地熱発電所が影響を与えて発生した可能性があるという政府の調査結果が出ました。
産業通商資源部は、浦項地震と地熱発電所の相関関係を調べるため、国内外の専門家からなる調査研究団を立ち上げ、去年3月からおよそ1年にわたって、調査を行ってきました。
調査研究団が20日、発表した調査結果によりますと、地熱発電のために注入した高圧で大量の水が、これまで知られなかった断層を刺激して活性化させ、地震を引き起こした可能性があるということです。
地熱発電は、地下4キロ以上の深さまで2つのパイプを入れ、片方のパイプに高圧で大量の水を注入し、地熱で沸かしたあと、もう片方のパイプから出てくる蒸気でタービンを回して発電する仕組みですが、水の注入で広がった圧力が小さい地震を引き起こし、その影響が蓄積され、浦項地震につながったということです。
浦項地熱発電所の下には、梁山(ヤンサン)断層のほかに、これまで知られていない断層が存在すると推定され、調査団は、この断層から地震が発生したとみています。
地熱発電所の影響で地震が発生したという可能性が出てきたことで、地熱発電所と政府の責任を問う声が高まりそうです。
浦項地震はおととし11月15日に、慶尚北道浦項市を震源として発生し、マグニチュード5.4は、韓国で地震を観測し始めた1978年以来、2016年9月に慶尚北道慶州(キョンジュ)で発生したマグニチュード5.8の地震に次いで、2番目に大きい地震の規模でした。

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