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国際

米国 中国海運会社2社に独自制裁

Write: 2019-03-22 11:35:17Update: 2019-03-22 13:31:15

米国 中国海運会社2社に独自制裁

Photo : KBS News

アメリカ財務省は現地時間の21日、北韓の制裁逃れを助けたとして、中国の海運会社2社を制裁対象に指定したと発表しました。
制裁の対象となったのは、中国の大連海博国際貨運有限公司と遼寧丹興国際貨運有限公司です。
このうち、大連海博国際貨運有限公司は、去年、アメリカが制裁対象に指定した北韓の会社に貨物を輸送しており、遼寧丹興国際貨運有限公司は、ヨーロッパを拠点とする北韓当局者が北韓当局向けの物資調達を行った際、この活動を支援したとされています。
アメリカの北韓関連の独自制裁は、ことしに入ってから初めてです。
先月27、28日にベトナム・ハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談が物別れに終わって以降、アメリカは、北韓との非核化合意を目指して引き続き尽力する考えを示す一方で、成功には対北韓制裁の完全な履行が不可欠だとしており、なかでも、北韓の最大の貿易相手国である中国の役割を強調しています。
こうしたなか、アメリカ沿岸警備隊所属の警備艦「バーソルフ」が、25日に韓国南部・済州(チェジュ)島の済州海軍基地に入港します。
「バーソルフ」は、東シナ海で、北韓による海上での違法な積み荷の移し替え「瀬取り」の監視を担っており、韓国では、韓国の海洋警察とともに検問・検査に関する合同訓練を実施するものとみられています。

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