ソウル都心を東西に流れる川、清渓川(チョンゲチョン)の名所となっている「幸運のコイン」に集まったコインが、子どもや青少年のために使われます。
ソウル市は、去年1年間、国内外からの観光客が清渓川の毛廛(モジョン)橋 から近いパルソクダムにある「幸運のコイン」に向かって投げたコインを、26日にソウル奨学財団とユニセフ=国連児童基金の韓国委員会に寄付すると発表しました。
ソウル奨学財団におよそ3000万ウォンに相当する韓国のコインを、ユニセフ韓国委員会に、およそ1000万ウォンに相当する約20か国の外国コインを寄付します。
このうち、ソウル奨学財団に寄付したコインは、ソウル市の低所得世帯の高校生のための奨学金として使われます。
ソウル市は、2005年10月の清渓川復元以降、国内外の観光客が投げたコインをすべてソウル市民の名前で寄付してきました。