メニューへ 本文へ
Go Top

政治

南北軍事分野の履行合意 4月1日からの実行先送り

Write: 2019-04-01 10:17:57Update: 2019-04-01 11:12:10

南北軍事分野の履行合意 4月1日からの実行先送り

Photo : YONHAP News

韓国と北韓が去年9月の首脳会談で合意していた、南北の軍事境界線付近のDMZ=非武装地帯での韓国戦争の行方不明者の遺体発掘と、漢江(ハンガン)下流での民間船舶の通行自由化の実行時期が、先送りされました。
韓国軍は、3月31日、韓国戦争による行方不明者の遺体発掘に向けて、4月1日からDMZの韓国側領域で地雷除去作業を韓国軍が単独で行うと発表しました。
DMZにおける韓国戦争の行方不明者の遺体発掘は、去年9月、ことし4月1日から南北が共同で行うことで合意していましたが、韓国側が3月6日に調査団のメンバーを北韓側に伝えたものの、北韓側の返事がないということです。
また、漢江下流における南北の民間船舶の通行自由化も、北韓との調整がなされていないため、予定通りの4月1日からの実行は厳しいということです。
これについて国防部は、3月18日、合意内容の履行のための高官会談を提案したものの、北韓から返事がなく、状況を見据える必要があると説明しています。
去年9月に南北が採択した軍事分野の履行合意の内容のうち、明記された期日までに合意項目が実行できなかったのは今回が初めてです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >