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社会

白頭山に噴火の兆候 韓国の研究機関が討論会開催

Write: 2019-04-16 10:03:01

白頭山に噴火の兆候 韓国の研究機関が討論会開催

Photo : YONHAP News

韓国地質資源研究所は、白頭山(ペクトゥサン)に噴火の兆候が見られるとし、被害の予防と対応策の構築に向けた討論会を開催しました。
15日にソウルで開かれた討論会には、学界、研究機関、メディア、政府から100人あまりの専門家が参加しました。
北韓と中国の国境地帯にある白頭山は、地下に巨大なマグマの存在が確認されている活火山で、西暦946年に発生した大噴火は、過去1万年でもっとも大きい規模の噴火とされています。
韓国地質資源研究所は、白頭山に火山地震、ガス噴出、地殻変動など深刻な火山噴火の兆候が見られており、噴火に対する研究や国家レベルの積極的な対応策の構築が求められると主張しています。
しかし、中国側と観測データの共有が円滑ではなく、南北共同研究は政治的・社会的な南北関係に大きな影響を受けることから、研究には少なからぬ制約があるのが現状です。
韓国地質資源研究所のチ・ガンヒョン博士は、信頼性の高い白頭山火山噴火の予測に向けて、南北共同研究をベースとする監視システムの構築や運営の必要性を強調しました。

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