トルクメニスタンを国賓として訪問している文在寅（ムン・ジェイン）大統領は現地時間の17日、ベルドイムハメドフ大統領と会談し、両国関係の発展や韓国政府の「新北方政策」にもとづくエネルギー・インフラ事業での協力拡大について話し合いました。
両首脳はまず、韓国政府の「新北方政策」とトルクメニスタン政府が進める交通・輸送インフラ戦略「域内ハブ化戦略」を調和を図りながら進め、両国国民がともに実感できる成果を出していくことで合意しました。
またトルクメニスタン初の大規模なガス化学プラントの建設に韓国企業が参加したことを高く評価し、この分野で協力を続けることで合意しました。
両首脳は、1992年の国交樹立以降、両国関係が発展を続けてきたという認識で一致し、ベルドイムハメドフ大統領は、今回の文大統領の訪問が両国間の協力を拡大させる新たな推進力になると期待を示しました。
一方、文大統領は会談で、最近の韓半島情勢や韓国政府の韓半島平和プロセスについて説明しました。
これに対してベルドイムハメドフ大統領は、完全な非核化の達成や韓半島の恒久的な平和体制の構築、南北関係の発展に向けた韓国政府の努力に対して改めて支持を表明し、これに対し文大統領も感謝の意を伝えました。