北韓外務省は、アメリカのポンペイオ国務長官が米朝非核化交渉の妨げになっていると非難し、米朝交渉から外すよう求めました。
朝鮮中央通信が18日、報じたところによりますと、北韓外務省のクォン・ジョングク米国担当局長は朝鮮中央通信の記者の質問に対し、「今後、アメリカとの対話が再開される場合、われわれの話を理解できないポンペイオ長官ではなく、意思疎通が円滑に行える人物を望む」と述べました。
クォン氏はまた、「ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談の教訓に照らして、事がうまく進みそうでもポンペイオが関与するともつれる可能性がある」と懸念を示しました。
そのうえで、「幸いなことは、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長とアメリカのトランプ大統領の個人的な関係が依然として良好であり、金委員長がトランプ大統領との親しい関係をうれしく思っていることだ」と述べました。