19日午前、韓国東海岸の沖合いの海底でマグニチュード4.3の地震が発生し、 江原道では震度4の揺れを観測しました。
気象庁の発表によりますと、 19日午前11時16分ごろ、韓国北東部の江原道(カンウォンド)東海(トンヘ)市の北東54キロの海域で、マグニチュード4.3の地震が発生しました。
この地震で、江原道では震度4の揺れを観測したほか、南東部の慶尚北道(キョンサンブクト)で震度3、中部の京畿道(キョンギド)と忠清北道(チュンチョンブクト)では震度2の揺れを観測しました。
気象庁によりますと、震源の深さがおよそ30キロメートルと深かったため、津波の恐れはなく、現在のところ被害も確認されていないということです。
今回の地震は、ことしに入ってから韓国で発生した26回の地震のうち、最も強いものです。
韓国では2月10日にも、南東部の慶尚北道浦項(ポハン)市の東北50キロ沖で、マグニチュード4.1の地震が観測されています。