ことし1月から3月までの第1四半期にソウルを訪れた外国人観光客の数がおととしの同じ時期より11万人増えて303万人となり、これまででもっとも多かったことがわかりました。
ソウル市が24日、発表した「ソウル市外来観光客実態調査」によりますと、このうち、韓流スターの行きつけの店や、ドラマのロケ地などを体験するための観光客が増えたということです。
海外で放送された韓国ドラマやバラエティー番組のロケ地を訪問した外国人観光客の割合は、去年の32.4%から41.2%に上昇したほか、韓流スターの行きつけの店を訪問した観光客の割合も28%から39.7%に上昇しました。
もっともよかった活動として「グルメ巡り」を挙げた観光客の割合は、73.4%から81%に上昇しました。
外国人観光客のリピーター率は49.8%と、2人に1人の割合で、なかでも日本人のリピーター率は68.5%ともっとも多くなっていました。
全般的な観光の満足度は5点満点の4.25で、治安が4.35、買い物が4.27と高かったのに対して、コミュニケーションが3.69、観光案内サービスが3.95と相対的に低くなっています。