韓国のことし第1四半期のGDP=国内総生産の成長率は、過去10年で最低の伸びとなりました。
25日、韓国銀行の発表によりますと、韓国のことし第1四半期のGDP速報値は、前の四半期に比べて0.3%減少し、2008年第4四半期(-3.3%)以降、10年3か月ぶりの最低値となりました。
原因としては、輸出が減少したうえに、設備投資が1998年のアジア通貨危機以来、最も鈍化したことが影響していると分析されています。
輸出は2.6%減って5四半期ぶりの最低値となったほか、とくに設備投資は10.8%も落ち込み、1998年第1四半期以来の最低値を記録しました。
また、民間と政府の消費もそれぞれ12四半期、16四半期ぶりの最低値を記録しており、輸出や投資だけでなく消費も振るわなかったかたちとなりました。