韓国北東部にある島・鬱陵島(ウルルンド)に2025年の開港を目指し空港が建設されることになりました。
国土交通部によりますと、鬱陵空港の建設事業費が最終的に確保されたことから、今月3日から事業を発注する予定だということです。
鬱陵空港は、50人乗り以下の小型旅客機が就航する空港で、1200メートル級の滑走路や旅客ターミナルなどが建設される予定です。2025年5月の開港をめざし、総事業費6633億ウォンが投じられます。
鬱陵空港が開港すれば、ソウル~鬱陵島間の所要時間が7時間から1時間以内に短縮されるため、観光客や現地住民の移動が格段に便利になる見通しです。
国土交通部の関係者は「鬱陵空港が開港すれば、現地住民の交通サービスや観光活性化などに大きく役立つものと思われる」と期待を示しました。