ロシアの軍用機2機が今月3日、済州島の南側から韓国の防空識別圏に進入し、韓国空軍の戦闘機が緊急発進していたことがわかりました。
韓国軍の当局者は8日、「今月3日にロシアの対潜哨戒機2機が済州島の南側から韓国の防空識別圏内に進入したため、韓国の『F-15K』など数機が緊急発進した」と明らかにしました。
ロシアの軍用機は韓国側との交信で飛行目的を明らかにしたため、韓国側のさらなる措置はなかったと説明しました。
国防部は去年7月、ロシアの戦略ミサイル爆撃機2機が4回にわたって韓国の防空識別圏内に進入したため、韓国駐在武官を呼んで強く抗議しています。
今回、韓国の防空識別圏内に進入したロシアの軍用機は、最近、韓国の西の海、西海で展開された中国とロシアの海上軍事訓練に動員された戦力の一部とみられます。
中国とロシアの海軍は先月29日から今月4日まで、中国の海上と上空で軍事訓練を行いました。