北韓が9日に短距離ミサイルを再び発射したことについて、グテーレス国連事務総長は「状況を注意深く見守っている」としたうえで、韓半島問題に関わる当事国間の対話を呼びかけました。
アメリカの政府系メディアの自由アジア放送（RFA）によりますと、国連の副報道官は9日の定例の会見で、グテーレス事務総長が「引き続き状況を注意深く見守っている」としたうえで、韓半島の恒久的な平和と、完全かつ検証可能な非核化を進展させるため、すべての当事国に対話を続けることを呼びかけたと明らかにしました。
自由アジア放送は、EU＝ヨーロッパ連合の報道官も、「北韓が明記された約束を遵守し、韓半島の恒久的な平和と非核化を目標に、外交的な手続きの再開に向けて前向きな措置を取ることを期待する」と述べたと報じました。