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太陽光や風力など環境に優しい「新・再生可能エネルギー」による発電量が、これまででもっとも高い10.9テラワット時(TWh)に上ったことがわかりました。
• 韓国電力によりますと、ことし1月から3月までの第1四半期の間、発電に使われたエネルギー源の使用割合を見ますと、石炭が38.5%でもっとも高く、液化天然ガス(LNG)26.4%、原子力発電25.8%、 燃料電池や水素などの新エネルギーと太陽光や風力、バイオなどの再生可能エネルギーが7.5%でした。
発電に使われるエネルギー源のなかで、新エネルギーと再生可能エネルギーが占める割合が7%を超えたのは今回が初めてです。
さらに、ことし第1四半期の間、新エネルギー・再生可能エネルギーによる発電量は10.9テラワット時に上り、過去最高となりました。
発電に使われるエネルギー源のなかで、新エネルギー・再生可能エネルギーが占める割合は、2017年第1四半期は5%でしたが、2018年第1四半期は5.5%、ことしの第1四半期は7.5%を占めるなど、毎年高くなっています。
政府は、2040年までに、エネルギー源のなかで新エネルギー・再生可能エネルギーが占める割合を30%台にまで高める一方で、温室効果ガスの削減に向けて石炭の使用を減らしていく方針を、ことし4月、明らかにしています。