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政治

北韓の飛翔体 韓国軍が「弾道ミサイル」と結論

Write: 2019-05-14 14:35:41Update: 2019-10-17 04:52:28

北韓の飛翔体 韓国軍が「弾道ミサイル」と結論

Photo : YONHAP News

北韓が9日に発射した短距離ミサイルについて、韓国軍は「弾道ミサイル」と結論づけたもようです。
北韓は9日午後、北西部の平安北道(ピョンアンブクト)亀城(クソン)付近から東の方向に向けて短距離ミサイルとみられる飛翔体2発を発射し、翌日の10日には発射したミサイルの写真を公開しました。
写真に写っているミサイルには、シリアル番号と推定される数字とハングルの「ㅈ」という文字が書かれています。「ㅈ」は、北韓の弾道ミサイルを運用する「戦略軍」の最初の文字「戦」の子音を記したものと韓国軍はみています。
ミサイルの種類については、韓国軍は「まだ分析中」としていますが、事実上、「弾道ミサイル」とする結論を出したもようです。
韓国軍は、北韓が去年の軍事パレードで公開した「KN―02」を改良し、新型の短距離弾道ミサイルを開発した可能性が高いと見ています。高度は「KN―02」と同じく40〜50キロと低いため迎撃が難しく、射程距離は「KN―02」の200キロから400キロ以上に伸びていて、韓国を射程に収めています。
韓国軍は、今回発射されたミサイルの軌道が、放物線を描きつつ自然落下する従来の弾道ミサイルとは異なることから、飛行中も弾頭の軌道操作が可能な、誘導装置が搭載された弾道ミサイルである可能性に特に注目しています。
もし、北韓が、最先端誘導兵器の技術を確保しているとすれば、韓国軍が保有する最新型のパトリオット(PAC3)や最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」でも迎撃は難しいとみられ、新しいミサイル防衛システムの整備が避けられなくなります。

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