韓国では、首都圏のマイホームを買うためには、一銭も使わず6.9年間年収を貯めなければならないことがわかりました。
国土交通部が去年6月から12月まで全国の6万1000世帯あまりを対象に行った「2018年度住居実態調査」の結果が16日、発表されました。
それによりますと、住宅を保有している世帯の月平均所得の中央値は320万ウォンで、住宅価格の中央値は2億1000万ウォンでした。
住宅価格を年収で割ると、5.5年で、中間層が平均的な住宅を購入するのに、所得を一銭も使わず貯めた場合、5年半かかることになります。
首都圏については6.9年かかることがわかりました。
前の年の調査に比べて全国的には1か月ほど縮まりましたが、首都圏は2.4か月ほど伸びました。
国土交通部は、去年ソウルなど首都圏の住宅価格が急激に上昇したことが背景にあると説明しています。