リビアで去年7月に武装勢力に拉致されていた韓国人が無事解放されたことがわかりました。
大統領府青瓦台の鄭義溶（チョン・ウィヨン）国家安保室長は17日、会見し、「去年7月にリビア南西部で武装勢力に拉致されていた60代の韓国人1人が韓国時間の16日午後、無事解放された」と明らかにしました。解放された韓国人は、18日に帰国する予定です。
この韓国人は、リビア南西部にある水路管理会社で勤務していましたが、去年7月6日に社員寮に押し入った武装勢力10人あまりによって拉致されました。
この武装勢力は、リビア南部で活動する集団だということです。
政府は詳しい拉致の経緯や抑留されていたときの状況などを調べています。