2020年の東京オリンピックに向けた南北合同チームの結成が進展していないなか、大韓体育会が幹部を北韓に派遣したことがわかりました。
大韓体育会の関係者は、パク・チョルグン事務部総長が17日、北京から平壌入りし、南北合同チームの結成をはじめ、体育交流について北韓当局者と協議する予定だと明らかにしました。
パク事務部総長は大韓体育会の国際本部長を経験し、これまでも南北の体育会談で韓国側の実務を担当してきた南北体育交流の専門家です。
南北はことし2月15日にIOC=国際オリンピック委員会本部のあるスイス・ローザンヌで体育会談を開き、ホッケー女子、バスケットボール女子、柔道、ボートの4種目で合同チームを結成して、2020年の東京オリンピックに参加することで合意しています。
しかし、その後、北韓側は具体的な選手の選抜や練習日程などについて何も示さず、計画は進んでいません。