韓国と日本の国会議員がことし9月の合同総会で、海上での両国の衝突を防ぐ方策を議論することになりました。
韓日議員連盟と日韓議員連盟は19日、慶州(キョンジュ)で合同幹事会を開き、9月に東京で開かれる合同総会で、海上での両国の衝突を防ぐ方策について議論することを決めました。
また韓日は、北韓による日本人の拉致やミサイル発射について、両国が協力して対応する必要があるということで一致しました。
韓日議員連盟と日韓議員連盟は年に1回、両国で交互に合同総会を開いています。
一方、日本のメディアによりますと、日本の岩屋毅防衛相は18日、大分県での国政報告会で北韓の脅威を取り上げ、「韓日米3か国がしっかりタッグを組まなければ、国の安全を守っていけない」と述べたということです。
また「韓国との間ではいろいろ問題は起きているが、元の関係に戻したい」と述べ、韓国との関係改善に意欲を示したということです。
韓日防衛相会談は去年10月以来開かれていませんが、産経新聞は今月末にシンガポールで開かれるアジア安全保障会議に合わせて韓日の防衛相会談を調整していると今月8日に報じています。