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韓半島

レアアース埋蔵量、北韓が世界1位か 米中貿易戦争で浮上

Write: 2019-05-24 11:00:12

レアアース埋蔵量、北韓が世界1位か 米中貿易戦争で浮上

アメリカとの貿易紛争を繰り広げている中国が、アメリカ向けのレアアース(希土類)の輸出を停止することを検討していると報じられているなか、北韓に世界最大規模のレアアース資源が埋蔵されている可能性があり、注目が集まっています。
レアアースはハイテク産業のほか、軍需産業でも不可欠とされ、アメリカは、レアアースを中国からの輸入に頼っていて、今後、中国側が対米交渉のカードにする可能性があるとみられています。
アメリカ地質調査所(USGS)の最新報告によりますと、レアアースの産出量が最も多いのは中国で、全体の70.6%を占めています。これまでに把握された埋蔵量も中国が最も多く、4400万トンで、全体の3分の1以上を占めています。
こうしたなか、北韓に世界最大規模のレアアースが埋蔵されているとの見方が出ています。
北韓のレアアース埋蔵量は、正確には把握されていませんが、韓国鉱物資源公社は、2000~4800万トンが埋蔵されていると推定されると発表しています。この推定が正しいとすれば、北韓は中国を抜いて世界1位のレアアース保有国となる可能性があります。
しかし、北韓産のレアアースを世界市場に流通させるには、国連安保理の北韓制裁をまず解除する必要があります。北韓制裁では、石炭や鉄鉱石など、北韓産の鉱物の多くを輸出禁止品目として指定しています。

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