第72回カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した韓国映画「寄生虫」(英語名・パラサイト)が、公開から17日間の観客数が800万人に上りました。
「寄生虫」は、家族全員が無職の貧しい家庭の長男が学歴を偽り、金持ちの事業家の家で家庭教師の仕事を始めたことをきっかけに、様々なハプニングが起こるという内容のブラック・コメディー映画です。
「寄生虫」は、先月25日に閉幕した第72回カンヌ国際映画祭で最高賞の「パルム・ドール」を受賞し、韓国では先月30日に公開されましたが、公開から17日間の観客数が800万人に上るなど、大きな人気を集めています。
一方、製作者の奉俊昊(ポン・ジュノ)監督が2006年に公開し、日本でも公開された映画「グエムル-漢江の怪物-」は、公開当時1000万人以上の観客を集めており、「寄生虫」も1000万人以上を動員できるかどうか注目されます。