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政治

米高官が来韓へ 南北とアメリカの相次ぐ会談開催に期待高まる

Write: 2019-06-17 12:43:09Update: 2019-06-17 12:52:02

米高官が来韓へ 南北とアメリカの相次ぐ会談開催に期待高まる

Photo : YONHAP News

アメリカのトランプ大統領が今月末に韓国を訪問するのを前に、アメリカのビーガン北韓担当特別代表が来週明けに韓国を訪れることがわかり、南北とアメリカの相次ぐ会談開催の可能性について期待が高まっています。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、今月9日から8日間の北ヨーロッパ3か国への歴訪中、北韓に対して南北首脳会談の開催を重ねて提案しました。
なかでも、現地時間の14日にスウェーデン議会で行われた演説では、「北韓が本当に努力すれば、国際社会はそれに直ちに答えるだろう」と話しました。
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の親書がアメリカに伝達されたのに際しての韓国政府が何らかの役割を果たしたとされますが、韓国政府が北韓の具体的な立場や意向を確認し、南北とアメリカの間の橋渡し役を果たし、その接点が本格的に水面に浮上する局面に入ったという見方が出ています。
そうであれば、ビーガン特別代表の来週明けの韓国訪問は、アメリカ側がその接点をある程度前向きに、興味深くとらえているということになります。
ビーガン特別代表が、親書や水面下での接触で形成された共通の認識にもとづいて、今回の韓国訪問で米朝の実務接触を図る可能性も出ています。
ビーガン特別代表は、ことし2月のベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談の20日あまり前にソウル入りし、平壌を訪れています。
しかし、専門家の間では、韓米首脳会談前に南北首脳会談が電撃的に開かれる可能性は低いという見方が優勢です。
北韓は、文大統領の対話の提案に対して、南北共同宣言を履行すべきだとする基本的な立場の表明を繰り返しています。
こうしたことから、北韓が、韓米首脳会談でトランプ大統領が示す北韓へのメッセージを聞いたあと、文大統領との会談を開き、その真意を確認したあと、ことし7月から本格的に南北や米朝対話に乗り出すという観測が高まっています。

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