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政治

文大統領 検察総長の後任に地方検察庁長を抜てき

Write: 2019-06-17 13:36:02Update: 2019-10-15 01:21:58

Photo : KBS News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、検察総長の後任に尹錫悦(ユン・ソギョル)ソウル中央地方検察庁長(58)を指名しました。
大統領府青瓦台の報道官が発表したところによりますと、文大統領は来月24日で任期が終わる文武一(ムン・ムイル)検察総長の後任に尹氏を指名したということです。
尹氏は、朴槿恵氏が当選した2012年の大統領選挙に情報機関の国家情報院が介入した事件の捜査を指揮し、朴政権と対立した末、水原地方検察庁に左遷されました。
しかし、2017年5月に文大統領が就任した直後、ソウル中央地方検察庁長に起用され、それから2年が経った今回、検察トップに抜てきされました。
国会の人事聴聞会を経て、検察総長に任命されれば、検察総長の任期制度が導入された1988年以来、高等検察庁トップを経験せずに地方の検察庁長から任命される初めての検察総長となります。
尹氏に与えられた当面の課題は、検察の改革です。
文大統領が最優先国政課題に掲げてきた検察と警察の捜査権の調整や高位公職者犯罪捜査処の設置など検察の改革作業が、次期検察総長の任期内に進められる可能性が高まっています。
検察がいまの権限を警察などに分散させることについて、検察内部からの不満や批判の声が少なくないだけに、組織をうまくまとめていくことが第一の課題となりそうです。

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