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経済

韓国の車載電池メーカー 中国への投資を拡大

Write: 2019-06-18 11:20:04

韓国の車載電池メーカー 中国への投資を拡大

Photo : YONHAP News

電気自動車向けの電池を製造する韓国メーカーが、中国への投資を拡大する動きが目立っています。
SKイノベーションは今月1日、中国で車載電池を製造する工場の建設に着工しました。
北京汽車などとの合弁で常州に建設中の工場に続く中国での第二の生産拠点となります。どこに建設されるのかは、電池の供給先との契約で明らかにされていません。
新工場は、2021年の完成を目指しており、年間生産能力はおよそ22ギガワット時で、電気自動車73万台に電池を供給できる規模です。
また、LG化学は、中国の吉利汽車との合弁で、車載電池製造会社を設立する計画を発表しました。今年末に着工し、2021年末までに電気自動車16万台に供給できる生産能力を確保するとしています。
サムスンSDIも、中国西安工場の増設を検討しています。
中国政府は、2017年から自国製の電池を搭載した電気自動車に限って補助金を提供してきましたが、この政策が2021年に廃止される見通しとなっています。
これを受けて、韓国の電池メーカー各社は、中国市場への投資を拡大し、中国の電気自動車市場で優位に立ちたい思惑があります。
ある調査会社の分析によりますと、中国の電気自動車販売台数は、来年の150万台から2025年には580万台まで急速に成長すると予想されています。

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