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社会

「面接調書のねつ造で難民として認められず」 被害者らが集団証言へ

Write: 2019-06-19 10:55:41

「面接調書のねつ造で難民として認められず」 被害者らが集団証言へ

Photo : YONHAP News

難民として申し出たにもかかわらず、難民審査の面接で虚偽の調書を作られたと訴えている難民申請者5人が、18日、ソウルの国家人権委員会の前で、法務部による調書ねつ造事件の被害を証言し、責任者の処罰などを求めました。
被害者らは「面接で政治的迫害から逃れるために韓国に来たと証言したにもかかわらず、調書には『金稼ぎのために韓国に来た』と書かれるなど、ねつ造があった」と暴露しました。
2017年7月、ソウル行政法院は、難民面接の調書が当事者の陳述とは内容が異なって作成されているなど、手続き上の問題があったことを認める判決を下しました。
その後に行われた法務部の内部調査の結果、難民申請者57人に対して似たような証書のねつ造が明らかになり、法務部はこのうち55人の「難民不認定決定」を取り消し、このうち2人は、再審査を経て難民として認定されました。
難民人権センターは「ほかにも似たような事例があったかどうか、全数調査が必要だ。再発防止のため、難民審査制度を根本的に改善しなければならない」と話しています。

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