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サイエンス

梅雨入り平年より1週間遅れ 中部は7月から

Write: 2019-06-20 10:32:51

梅雨入り平年より1週間遅れ 中部は7月から

Photo : YONHAP News

今月26~27日にかけて、済州島と南海岸付近まで梅雨前線が北上すると見られ、平年より1週間ほど遅れて梅雨入りする見込みです。
気象庁は19日「梅雨前線は現在、東シナ海の海上から日本の南の海上にかけて伸びていて、南下と北上を繰り返し、日本の南部に影響を与えている。梅雨前線は来週半ばには済州島付近にまで北上するとみられ、その影響で済州島と南海岸に今年初の梅雨になる予想される」と伝えました。
平年では、済州島は6月19日から20日、南部地方は23日、中部地方は24から25日に梅雨入りしていましたが、ことしの梅雨入りは平年より約1週間遅れる見通しです。
ことしの梅雨入りが遅れた原因について、気象庁は「今月初めから最近まで、 ベーリング海付近の上空で高気圧が発達した一方、韓半島付近の上空では低気圧が発達し、上空の冷たく乾燥した空気が韓半島に流れ込んで、梅雨前線が北上できなかった」と説明しました。
ベーリング海付近に高気圧が発達した原因は、ベーリング海の流氷が平年より早く溶けたことにあるとして「ベーリング海の流氷が他の地域に比べ多く溶けているということは、その地域の気温が高いことを意味する。海水の温度が高まれば、海から大気に排出される熱エネルギーも高まるため、高気圧の発達に影響を与える」と説明しています。
気象庁はまた、「低気圧が東海を通過した後、梅雨前線は再び済州島の南の海へ移動すると予想され、中部地方と南海岸を除く、南部地域には、平年より10日ほど遅い7月初めになって本格的な梅雨空になるとみられる」と予報しました。

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