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韓半島

中朝首脳会談 正恩氏「忍耐心を保ち米国と対話続ける」 

Write: 2019-06-21 13:43:29Update: 2019-06-22 09:19:23

中朝首脳会談 正恩氏「忍耐心を保ち米国と対話続ける」 

Photo : YONHAP News

中国の習近平国家主席は20日、国賓として北韓を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談しました。
会談で、金委員長は、「この1年間、韓半島の緊張緩和のために積極的な措置を取ってきたが、関係国から前向きな反応を得られなかった」とアメリカに不満を表明しました。
そのうえで、「われわれは忍耐心を保ちたい。関係国もわれわれに歩み寄ることを望む」と述べ、米朝対話を続けていく考えを示しました。
これに対し、習主席は、「韓半島問題の政治的解決を支持する」としたうえで、「中国は、北韓の安全保障と発展に関する懸念を解決するため、力の及ぶ限り援助を提供したい」と述べ、北韓を全力で支援する方針を表明しました。
今回の会談には、中国の経済・産業政策の総括責任者も同席しており、中朝の経済協力について掘り下げた議論が行われたものとみられています。
両首脳ともに蜜月関係をアピールすることで、アメリカに対する厳しい現状を打開したい思惑が一致した形となっています。
習主席は、21日は韓国戦争に参戦した中国義勇軍を追悼する友誼塔を訪れ、金委員長と昼食を兼ねた2回目の会談を行ったあと、帰国の途に就きました。

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