改正道路交通法が25日から施行され、飲酒運転の取り締まりや処罰が強化されます。
これまでは、血中アルコール濃度0.05%以上だと免許停止、0.1%以上だと免許の取り消しの処分となりましたが、これからは0.03%以上だと停止、0.08%以上だと取り消しに強化されます。
0.03%以上の血中アルコール濃度というのは、個人差はありますが、通常、成人が焼酎1杯(50ミリリットル)を飲んで1時間経ってから測定した値です。
飲酒運転の処罰の上限も、いまの「懲役3年、罰金1000万ウォン」から「懲役5年、罰金2000万ウォン」に引き上げられます。
検察も、血中アルコール濃度0.08%以上の状態で運転し、死亡事故や重症事故を起こした場合、最高で無期懲役まで求刑することができるようにした「交通犯罪事件処理基準」を25日から適用する方針です。