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経済

韓国、UAEバラカ原発で整備事業契約締結へ 「単独受注」は失敗

Write: 2019-06-25 10:14:24

韓国、UAEバラカ原発で整備事業契約締結へ 「単独受注」は失敗

Photo : YONHAP News

産業通商資源部と韓国水力原子力によりますと、韓国水力原子力と韓電KPSによるコンソーシアム「チームコリア」と斗山(ドゥサン)重工業は、現地時間の23日、UAE=アラブ首長国連邦、バラカ原発の運営会社「ナワ(Nawah)」と5年間の整備事業契約を締結しました。
この契約により韓国側は、韓国水力原子力が独自開発した技術で建設した韓国型原子炉「APR-1400」4基に対するメンテナンや工場の整備を行うことになりました。契約期間は5年で、両者の合意のもと延長することができます。
一方、今回の契約は、競争入札にかけられ長期整備契約が締結されるものとみられていましたが、UAEの原発規制により競争入札が中止となり、原発の運営会社が整備事業者からサービスを受けるという意味で各企業と個別契約を結ぶかたちとなりました。
韓国水力原子力の技術で建設された原発に対する整備を担う事業であるだけに、当初はチームコリアが事業全体を担当することになるだろうと期待されていましたが、契約形態が変わり、複数の業者が事業を担当することになったため、国内では、事実上、単独受注に失敗したとの指摘が出ています。韓国水力原子力の関係者は「今回の契約は単独受注とは言えないが、整備事業の過程で韓国企業が中心的な役割を担うようになるはずだ」と話しています。 

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