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国際

米高官が27日から訪韓 米朝接触の期待感高まる 

Write: 2019-06-25 13:24:58

米高官が27日から訪韓 米朝接触の期待感高まる 

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とアメリカのトランプ大統領の親書の交換が行われるなど、韓半島の非核化に再び進展の兆しが見え始めたなか、非核化交渉を主導してきたアメリカのビーガン北韓担当特別代表が27日から4日間の日程で韓国を訪れることになりました。
アメリカ国務省は現地時間の24日、ビーガン特別代表が27日から韓国を訪れ、韓国政府の当局者と会ったあと、29日から韓国を訪れるトランプ大統領や同行するポンペイオ国務長官らと合流するという予定を明らかにしました。
焦点となるのは、ビーガン特別代表が、韓国を訪れている間に北韓側と板門店などで接触するかどうかです。
トランプ大統領が韓国訪問期間中、DMZ=非武装地帯を電撃的に訪れることを検討しているとされるなか、ビーガン特別代表と北韓側の接触が行われば、米朝の首脳が分断の象徴といえるDMZで会談する「ビッグイベント」の可能性も高まります。
トランプ大統領がDMZを訪れ、南北の国境地帯での演説などを通して北韓に対して非核化や平和のメッセージを送り、和解のジェスチュアを示せば、それも一つの象徴的な出来事になります。
アメリカ側は、米朝首脳間の親書の交換以降、北韓との対話に積極的に乗り出しています。
トランプ大統領は現地時間の24日、金委員長と親書のやり取りをしたと明らかにし、両首脳間の良い関係と北韓の明るい未来を強調しました。
これに先立ちビーガン特別代表は、「米朝双方は、交渉において柔軟なアプローチが必要だと理解している」とし、制裁解除と引き換えに完全な非核化を求める「ビッグディール」という強気の姿勢から、一歩引いて柔軟な姿勢を取ることもできるという考えを示唆しました。

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