日本の防衛省は25日、神奈川県相模湾でことし10月に行われる海上自衛隊の観艦式に、韓国海軍を招待しないことを明らかにしました。
日本のメディアによりますと、観艦式には、アメリカやオーストラリア、インドのほか、中国も参加する方向で調整が進められています。韓国海軍の招待を見送った背景について、去年12月にレーダー照射問題が発生してから、事実関係をめぐって両国の主張が対立し、信頼関係で折り合いがつかなかったことが原因とされています。
韓国海軍はことし2月、東海(トンへ)第1艦隊司令官の訪日を見送ったほか、日本の海上自衛隊も、ことし4月、釜山の周辺海域で行われた国際海洋安全保障訓練に参加せず、両国間の軍事交流は停滞したままです。
韓国海軍は2015年10月に行われた前回の観艦式には参加しています。