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政治

米朝首脳、板門店で固い握手 歴史的出会いで局面転換へ

Write: 2019-06-30 16:01:31Update: 2019-07-02 13:33:26

Photo : YONHAP News

韓国を訪れているアメリカのトランプ大統領は、6月30日、板門店で北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会い、固い握手を交わしました。
29日から韓国を訪れているトランプ大統領は、30日、大統領府青瓦台で文在寅大統領と首脳会談を行ったあと、2人でヘリコプターに乗り込み南北軍事境界線がある板門店に向かいました。
そして午後3時46分、一人で歩いて軍事境界線に向かったトランプ大統領と北韓側から同じく歩いてきた金正恩委員長が、境界線をはさんで固い握手を交わしました。
このあと2人は北側に入ってもう一度握手を交わしたあと、今度は連れ立って韓国側に入り、文在寅大統領も加わって3人で立ち話のあと、そばの韓国側施設の「自由の家」に入りました。
トランプ大統領と金正恩委員長は、ここで椅子に座ってカメラの撮影を受けながら会話を交わしました。
トランプ大統領は、「特別な歴史的瞬間を迎えることができた。私が就任したときはひどい状況だったが、大きく改善した」と述べました。
これに対して金正恩委員長は「ツイートを見て驚いた。たった一日でこういう出会いができる。もっとよくなることを世界に見せることができる。予想を超えることを続けていきたい」と語りました。
今回の会談は、トランプ大統領が大阪でのG20サミットのあと韓国を訪れ、前回果たせなかった板門店行きの際に金正恩委員長と会えればというツイートを発信したことから、突然実現したもので、今回の歴史的面会が、膠着状態に陥っていた非核化をめぐる米朝交渉を前進させる転換点になるのではと期待されています。





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