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社会

韓国大法院「ユ・スンジュンのビザ発行拒否は違法」

Write: 2019-07-11 14:22:42Update: 2019-07-12 18:04:07

Photo : YONHAP News

韓国国籍を放棄しアメリカの市民権を取得したことで、兵役逃れとみなされ、韓国入国を禁じられていた歌手のユ・スンジュン氏の韓国入国への道がおよそ17年ぶりに開かれる可能性が高くなりました。
最高裁にあたる韓国の大法院は11日、ユ氏に対してビザの発行を拒否したロサンゼルス駐在総領事館の処分は違法であるとして、審理をソウル高等裁判所に差し戻しました。
大法院は、ビザの発給を拒否する過程で、総領事館側がユ氏に対して2002年に入国禁止決定が下されたという理由だけでビザの発行を拒否したことは、裁量権の乱用に等しいとし、処分は違法であると判断しました。
過去、アメリカの永住権者として韓国で歌手活動を行っていたユ氏は、2002年1月、突然、韓国国籍を放棄してアメリカ市民権を獲得し、兵役を免除されました。
当時、ユ氏を非難する世論が強まったことを受けて、法務部は「ユ氏が善良な風俗を乱す恐れがある」として入国を制限しました。それ以来、ユ氏は中国などで歌手や俳優として活動し、2015年9月にロサンゼルス総領事館に在外同胞ビザの発行を申請したものの拒否され、今回の訴訟を起こしました。

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