日本政府による韓国への輸出規制強化措置の撤回を求める決議案が、与野党の議員から相次いで国会に提出されました。
与党「ともに民主党」の議員45人は15日、日本政府に対し、輸出規制措置の撤回を求める決議案を国会に共同で提出しました。
決議案は、日本政府に対し、自由で公正な貿易秩序に混乱をもたらし、世界経済に悪影響を与える報復的な輸出規制措置を直ちに撤回するよう求めています。
また、韓国が北韓制裁を守っていないと発言した日本政府と政界関係者に対し、事実を歪曲し、嘘のニュースを流す行為を直ちに中止するよう求めています。
最大野党の「自由韓国党」の議員24人も、決議案を提出し、日本に対し、報復措置の即時撤回を求めるとともに、両国政府に対し、未来志向の友好関係に向けた外交努力を求めました。
「正しい未来党」、「正義党」、「民衆党」も、報復措置の撤回、再発防止の約束、安倍首相の謝罪と反省を求める議案を提出しました。
これらの決議案は、国会外交統一委員会の議決後、法制司法委員会を経て、本会議に上程される見通しです。