韓国人の平均寿命は男性と女性を合わせて82.7年で、OECD=経済協力開発機構の加盟国の平均を2年程度、上回りました。
OECDのまとめによりますと、生まれた赤ちゃんが今後どれくらい生きていくかを予測する平均寿命、または「期待寿命」は、2017年の場合、韓国は、男性が79.7年、女性が85.7年でした。
男女を合わせた平均寿命は82.7年で、OECD加盟国平均の80.7年と比べると2年上回りました。
赤ちゃん1000人のうち、生後1年未満で死亡する乳児の数で算出する「乳児死亡率」は2.8で、OECD加盟国平均の3.8を下回りました。
また、人口10万人あたりで、病気によって死亡した人の数を算出する「死亡率」では、死亡原因が「がん」の場合は165.2、「循環器の疾患」75.9、「認知症」12.3で、いずれもOECD加盟国の平均を大幅に下回りました。
一方、OECD加盟国のなかで国民の平均寿命がもっとも長い国は日本の84.2年で、もっとも短い国はラトビアの74.8年でした。