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国際

「北の飛翔体発射は安保理決議違反」 米大統領補佐官

Write: 2019-08-16 10:03:18

「北の飛翔体発射は安保理決議違反」 米大統領補佐官

Photo : YONHAP News

アメリカ政府で安全保障を担当するボルトン大統領補佐官は、現地時間の14日、北韓の相次ぐ短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体の試験発射について、国連安全保障理事会の制裁決議に違反する行為だと明らかにしました。
ボルトン補佐官は、アメリカの政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで北韓版「イスカンデル」と呼ばれるKN-23について「(射程距離が)おそらく韓国全域と日本の一部を打撃することができ、これは当然、韓国や日本に配置されたアメリカ軍も危険に晒されることになる」と述べ、北韓の飛翔体発射は国連安保理の制裁決議に違反するとの考えを示しました。
そのうえで、ボルトン補佐官は「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がトランプ大統領と交わした約束を破らなかったことは事実だが、韓半島を注視するすべての国を不快にした」と述べました。
ボルトン補佐官のこうした発言は、韓国軍とアメリカ軍の合同演習に武力をもって抗議する北韓に自制を求めながらも、飛翔体発射は米朝首脳間の約束違反ではないというトランプ政権の立場を守り、交渉の余地を残すねらいがあるとの見方が出ています。

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