韓国の20代の人は「憂うつ」を、40代の人は「不安感」を感じていることがわかりました。
ソウル大学の研究チームが、19歳以上の男女1000人を対象にインタビューしたところ、19歳から36歳までの青年世代は「憂うつ」を、37歳から51歳までの中年世代は「不安」を抱いている人が多いことがわかりました。
このうち、中年世代は、1997年のアジア通貨危機で韓国経済が大きな打撃を受け、生活や就職が厳しくなっていた時代を経験した影響で、将来に対する大きな不安を抱くようになったということです。
また、青年世代は、前の世代に比べて生活や教育の水準が高い豊かな時代に生まれ育ったものの、受験や就職など激しい競争のなかで憂うつを感じるようになったということです。