無所属の朴智元（パク・ジウォン）議員が19日、文喜相（ムン・ヒサン）国会議長の特使として日本を訪れ、自民党の二階俊博幹事長と夕食を含めて5時間半にわたって非公開で面会したことがわかりました。
文国会議長は、日本による輸出規制の強化などの問題について国会として解決策を探るべきだとして、朴議員を特使として日本に派遣しました。
朴議員は、20年前の1998年、金大中大統領と小渕恵三首相による「韓日共同宣言」が発表された当時に大統領広報首席秘書官を務めていました。
朴議員と二階幹事長は、8月15日の独立記念日「光復節」で文大統領による演説内容を見極めて以降、面会することで調整が進められていたということです。
日本を訪れている朴議員は、二階幹事長との面会後、韓国メディアとの電話インタビューで、「二階幹事長と虚心坦懐に色々なことを話し合った。政府に会話の内容を伝える」と明らかにしました。
二階幹事長をめぐっては、姜昌一（カン・チャンイル）韓日議員連盟会長など与野党の議員10人からなる代表団が、先月31日に東京を訪れた際、面会を計画していましたが、実現しませんでした。