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国際

ビーガン米特別代表、「北韓との実務交渉の準備は整っている」

Write: 2019-08-21 15:26:51Update: 2019-08-21 15:33:49

ビーガン米特別代表、「北韓との実務交渉の準備は整っている」

Photo : YONHAP News

20日から3日間の日程で韓国を訪れているアメリカのビーガン北韓担当特別代表は21日、李度勲(イ・ドフン)外交部韓半島平和交渉本部長と協議を行った後の記者会見で、「北韓のカウンターパートから連絡が入り次第、実務交渉を再開する準備ができている」と話しました。
李本部長は、ビーガン代表が韓米合同軍事演習の終了に合わせて韓国を訪問したことについて、「米朝実務交渉の再開に向けた重要な時期に韓国を訪問した」とし、「どのようにして対話を再開し、実質的な進展を得られるのかについて議論した」と述べました。
またビーガン代表は、「ロシアでの外交業務は行わない。北韓問題と関連し、進展を得られるように集中する」とし、辞任を表明したロシア駐在のハンツマン大使の後任にビーガン代表が任命される可能性があるとしたアメリカメディアの報道を一蹴しました。
非核化に向けた米朝実務交渉が中断されているなか、去年8月から実務交渉を担当してきたビーガン代表がロシア大使に転出することになれば、交渉がさらに停滞し、韓国との連携にも影響を及ぼす可能性があるとの懸念を払拭しました。
一方、ビーガン代表が、いつでも米朝実務交渉を再開する準備が整っていると明らかにしているなか、韓米合同軍事演習が20日に終了し、 非核化をめぐる 北韓とアメリカの実務交渉がいつ再開されるのかに注目が集まっています。
ビーガン代表はこの日の記者会見で、北韓問題と関連し、韓米日の連携についても強調しました。
ビーガン代表は、前日東京で外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と協議したことについて言及し、「韓米日の協力がしっかり保たれていることに謝意を表したい」と述べました。
日本政府が「ホワイト国」から韓国を除外したことへの対抗措置として韓国政府が破棄を検討している「韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」について、更新の最終期限が24日となっているなか、この日の協議で、この問題が議題にあがったことを示唆しています。
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、青瓦台関係者は20日、まだ現段階では決まっておらず、検討中であり、22日に韓国政府の立場を発表するとしています。

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