日本政府が先月、韓国に対する半導体材料3品目の輸出規制強化を発表して以来、日本製のレジストが21日に初めて国内に搬入されたことがわかりました。日本政府が先月4日に輸出管理強化を公式発表してから49日ぶりです。
複数の業界関係者は22日、聯合ニュースとの電話インタビューで「昨日、日本製のレジストが航空便で搬入されたと聞いた。サムスン電子の注文を受けた日本のメーカーの輸出申請に対して日本政府が今月初めに初めて輸出の許可を出した分だ」と話しました。
今回、国内に搬入された材料が、1回目に許可されたおよそ3か月分とされる量の全体なのか一部なのかは確認されていませんが、19日の2回目の許可分と合わせると、サムスン電子は最大で9か月分のレジストを確保したことになり、当分は生産ラインの稼働に支障をきたさないだろうとの観測が出ています。
一方、フッ化水素とフッ化ポリイミドについては、いまだに1件も輸出の許可が下りていません。
業界関係者は「レジストは軍事転用の可能性がほぼないため、日本政府としても輸出規制の名分が立ちにくいと判断したようだ。しかし、今のところは不確実性が解消したと見るのは難しい」と指摘しました。