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政治

独島防衛などを目的に「東海領土守護訓練」を実施

Write: 2019-08-26 10:50:24Update: 2019-08-26 17:01:04

Photo : YONHAP News

独島(トクト、日本でいう竹島)の防衛を目的にした韓国軍による訓練が26日まで2日間、独島と鬱陵(ウルルン)島周辺の海上で行われました。
今回は「東海領土守護訓練」と名称を変えて行われた訓練は、外部勢力が独島を不法占拠した状況を想定して行われる防衛訓練で、これまではほぼ半年に1回実施されてきました。
ことしは、6月に予定されていた上半期の訓練が韓日関係に影響を及ぼすことを懸念して見送られたため、今回は名称を変えて、独島や鬱陵(ウルルン)島を含む東海にまで守備範囲を広げて実施されることになりました。
「東海領土守護訓練」は25日と26日の2日間行われ、初日の25日には、仮想敵国が韓国の領土に不法に上陸した状況を想定してイージス艦をはじめ韓国の陸・海・空軍の中核戦力が総動員されて行われました。26日には、海賊など非軍事的な脅威を想定して行われました。
名称の変更で鬱陵(ウルルン)島も含まれることになったため、独島を自国の領土と主張する日本だけでなく、先月23日にロシアの軍用機が韓国の防空識別圏(KADIZ)と領空を侵犯するなど、最近韓半島一帯で露骨に連合軍事作戦を展開している中国やロシアをけん制する狙いもあるとみられます。
政府は訓練が終われば、ことし2回目の独島防衛訓練の時期や規模を検討する方針とされます。

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