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国際

日米首脳 北韓のミサイル発射で異見

Write: 2019-08-26 11:04:23

日米首脳 北韓のミサイル発射で異見

G7=主要7か国首脳会議に出席するためフランスを訪れているアメリカのトランプ大統領と日本の安倍信三首相は現地時間の25日、首脳会談を行い、最近の北韓の短距離弾道ミサイル発射をめぐる認識では改めて大きな隔たりを見せつけました。
トランプ大統領は、「北韓の短距離弾道ミサイルはうれしくないが、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は合意に違反していない」として問題視しない考えを改めて示しました。
これに対して安倍首相は、「短距離弾道ミサイルの発射は、国連安保理決議違反で、極めて遺憾だ」と指摘しました。
一方、トランプ大統領は韓米合同軍事演習について、「完全なお金のムダ遣いだ。必要なかったと考える」と話しました。
トランプ大統領は去年のシンガポールでの初めての米朝首脳会談以降、韓米合同軍事演習「ウォーゲーム(War Games)」と呼び、費用がかかるとして否定的な考えを示してきました。
共同通信によりますと、日米首脳会談で、このほど韓国政府がGSOMIA=韓日軍事情報包括保護協定の破棄を決めたことは取り上げられなかったということです。
トランプ大統領はフランスに向かう前にGSOMIAの破棄決定について、「文大統領はとても良い友人だ。韓国で何が起きるか見守ろう」と述べています。
アメリカ国防総省が強い憂慮と失望の意を示したのとは温度差が感じられます。

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