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政治

曺国氏の人事聴聞会の3つの争点

Write: 2019-09-06 13:10:02Update: 2019-09-06 20:12:56

曺国氏の人事聴聞会の3つの争点

Photo : YONHAP News

法務部長官候補に指名された曺国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官の人事聴聞会が6日、国会で開かれています。
きょうの人事聴聞会では、曺氏の娘の大学不正入学に関連した「表彰状偽造疑惑」や「奨学金の不正受給疑惑」、私募ファンドへの投資疑惑、熊東(ウンドン)学園の債権・債務疑惑などが争点となるものとみられます。
まず、娘の大学不正入学や奨学金の不正受給疑惑をめぐり、激しい論争が予想されます。
曺氏の娘は、高校時代に病理学論文の第一著者に認定され、この論文が評価されて高麗(コリョ)大学に無試験で進学した疑いがもたれています。
この論文をめぐって、大韓病理学会は5日午後、 編集委員会を開き、曺氏の娘が第1著者に認定された論文の登録を取り消しました。
また、曺氏の娘が、曺氏の夫人が教授を務める東洋(トンヤン)大学で受賞した「総長表彰状」が偽造されたものであるとの疑惑も浮上しています。
これに加え、事実上、曺氏の「家族ファンド」であるとされる私募ファンドへの投資疑惑に対する論争も予想されます。
また、 曺氏の家族が、自ら訴訟を起こし、熊東(ウンドン)学園の債務逃れを行った疑惑も検証の対象となっています。
今回の聴聞会には、証人11人に対して出席を要請しましたが、出席する法的義務はないため、何人が出席するかは分かっていません。
なお、文在寅大統領が国会に要請した人事聴聞経過報告書の再送付の締め切りは、7日午前0時までとなっています。

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